社会連携センター概要

滋賀大学では、2019年4月、産学公連携推進機構を開設し、社会と大学との新たな関係構築を積極的に推進しています。産学公連携の窓口を担うのが、「産学連携推進機構 社会連携センター」です。大学の知的シーズを活かし、「リカレント教育」「産業支援」「研究・コンサルティング」を活動の柱にして社会への貢献を積極的に推進しています。

センターの活動

社会連携センターは、大学の知識資源を社会に還元し、地域社会が抱えている諸問題の解決するよう支援するとともに、それらの課題を解決するための人材育成事業を行っています。
具体的には、自治体・教育界・産業界・NPO等との連携、プロジェクト創出を通じて、生涯学習、市民協働まちづくり、地域ガバナンスの向上、共同研究、コンサルティング機能を担っています。

リカレント教育


自治体経営改革戦略塾

地方公共団体職員、地方議会議員を対象にしたセミナーとして令和元年度に開講しました。行政経営改革をはじめ、自治体経営のスキル、ノウハウを学びます。

ウエルネスツーリズムプロデューサー養成講座

健康と旅に関する実践的なプログラムを通じて、事業の創出・実施を推進する中核人材の創出、育成を図ります。

公共経営イブニングスクール

公共経営に関するビジネスリーダー養成の場として、毎月第4金曜日夜に年間セミナーを実施しています。定員は約30名です。

産業支援


大学発ベンチャー育成・支援プログラム

滋賀大学認定ベンチャー第5号に続く持続的なベンチャー創出のために、育成・支援プログラムを実施しています。

シガリズム観光人材育成・活性化事業

滋賀県内の各観光協会職員を主な対象として、各地域で滋賀ならではのニューツーリズム「シガリズム」を意識した持続的な観光地経営を行っていくための、観光人材育成に取り組んでいます。また、育成した各地域の人材を滋賀県内の広域連携におけるリーダーとして活躍していただくための仕組み(プラットフォーム)を構築し、観光の活性化と地域のまちづくりを推進しています。

観光イノベーションフォーラム

観光分野の地域活性化を目指し、地域創生・まちづくり・人材育成の観点から地域社会へ貢献を図っています。

長浜地域再生企業共同研究・支援事業

長浜の再生を目指す伝統産業・企業の支援を行うことで、地域の活性化を図っています。

研究・コンサルティング


行政経営改革支援

行政経営改革の各フェーズに応じた調査分析、実地ヒアリング、助言等を行っています。

社会連携コーディネーター制度

産学連携を効率的かつ効果的に行う手段として、大学外の産業・金融・自治体等において連携の核となるメンバーを組織化し、円滑な知的資源のマッチングを図っていくための「客員社会連携コーディネーター制度」を運営しています。

共同研究・受託研究・受託事業

自治体や企業の依頼に応じて共同研究や受託研究、受託事業を行っています。

プランティオ株式会社との共同研究

プランティオ㈱が保有する野菜栽培に関するデータベースや利用者の栽培履歴などにより、データ分析、生育予測アルゴリズムの構築や栽培実証実験を行い、grow OSのより高度な生育予測モデルの構築を目指します。

学生への体験型食・農・環境教育と滋賀大学オリジナルブランド日本酒製造

食と農をめぐる環境について、理解し、考え、行動することができる学生の育成を目指して、自然環境に配慮した稲作の実体験やそれに関わるグループでの探究的な学習を行っています。また、北島酒造㈱にご協力いただき、滋賀大学オリジナルの日本酒を製造しています。

嵯峨野観光 鉄道観光鉄道調査研究事業

本学学生が調査研究を行い、国内外の観光客の誘致、対応方法を同社に提供することで地域の活性化を図っています。

サイレントボイス共同研究

聴覚障碍者が働く生きがいを持ち、障害を持たない人との差別がなくなるように、企業の理解の進め方、社内等でのコミュニケーションを研究すると共に、社会での理解を進めています。

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