アドミッション・ポリシー

教育学部のアドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

教育学部の理念

(1)学部の独自性

本学部は滋賀県師範学校をおもな母体として設置され、その前身は明治8年にさかのぼります。以来今日まで、一貫して滋賀県を中心に学校教育を担う人材を輩出してきました。常に地域の教育の中核として、附属学校園や地域の教育機関との連携のもとに、実践的指導力の養成に力を注いでいます。
教育に対する期待がますます増大している現代において、特色ある教育学部の創出を目指します。そのために学校教育の現場で活躍する教員を養成するとともに、地域教育への貢献を組織的に推進するための教育の拠点としての機能を一層強化します。さらに、琵琶湖の環境、教育における国際化や情報活用に関する特色ある学際的・総合的研究を推進します。

(2)学部理念

現代社会はさまざまな問題を抱えながら、目まぐるしい変化を続けています。私たちの学部は、現代社会の今日的な諸問題に積極的に対応できると同時に、問題解決能力をもった人材養成をめざしています。また、人間形成にも重きをおき、学生一人ひとりの知的教養を磨き、芸術・文化・自然などに対する感受性を養うとともに、ひとに対して深い共感と理解を示し、専門知識に正しく基礎づけられた豊かな人格形成を目標としています。

求める学生像

私たちの学部では、次のような人を求めています。

  • 変化の激しい現代において、よりよい社会の創造に貢献できる教師をめざす人
  • 学校教育に高い関心をもち、教育の諸課題に自ら積極的に取り組む意欲や熱意のある人
  • 教師をめざすために必要な幅広い基礎的知識、論理的思考力・コミュニケーション能力、豊かな感受性、他者に共感する心を備えた人

入学者選抜の基本方針

本学部の教育理念・目標に合致する学生を選抜するために、さまざまな評価の観点から多様な入学者選抜を実施し、志願者の能力や資質を総合的に評価し、判定します。

各選抜方法の趣旨

本学部では、一般選抜(前期日程・後期日程)のほかに、学校推薦型選抜、総合型選抜、社会人選抜、私費外国人留学生選抜、帰国生徒選抜という多様な入学者選抜を行っています。

(1)一般選抜

前期日程では、大学入学共通テストの成績と、個別学力検査(文系型、理系型、面接型、実技型)の成績を総合的に評価し、合否を判定します。
後期日程では、大学入学共通テストの成績と、小論文の成績を総合的に評価し、合否を判定します。

(2)学校推薦型選抜

学校推薦型選抜には一般推薦と地域推薦があり、学力試験でははかれない側面(たとえば、志望動機、入学後の学習意欲、本学部の教育理念への適合性など)に重点をおいた入学者選抜を行います。
一般推薦は、学校教育に高い関心をもち、学校教員など地域の教育に貢献できる人材を求めます。
地域推薦は、滋賀県内の高等学校に在籍する生徒を対象として、将来滋賀県で学校教員を目指す人材を求めます。
どちらの学校推薦型選抜も大学入学共通テストと個別学力検査を課さず、高等学校長からの推薦書に基づき、調査書、小論文、面接、専門課題などの成績を総合して合否を判定します。

(3)総合型選抜

本学部の教育において重視する「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働する力」を総合的に評価するため、総合型選抜を実施します。
本選抜では、学校教員になろうとする強い意欲に加えて、論理的に考えて判断し表現する力、対話や議論をする力に重点をおきます。大学入学共通テストは課さず、小論文、ポスター発表、集団討論の成績に基づいて合否を判定します。学業成績が定められた基準を満たしていること、及び学校教員になろうとする強い意欲をもっていることを確認するために、「調査書」「志望理由書」の提出を求めます。

(4)社会人選抜

本学部では、社会人の大学教育への期待に応えるために、社会人を受け入れます。社会人選抜では、大学入学共通テストを課さず、専門課題及び面接の成績と出願書類を総合して合否を判定します。

(5)私費外国人留学生選抜

私費外国人留学生選抜では、独立行政法人日本学生支援機構が実施している「日本留学試験」の指定する教科・科目の成績、本学部が実施する口述試験の成績及び出願書類を総合して合否を判定します。

(6)帰国生徒選抜

帰国生徒選抜では、専門課題及び面接などの成績を総合して合否を判定します。

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