経済学部・柴田淳郎准教授のコラムが朝日新聞に掲載されました。
掲載日
2022年12月4日
メディア
朝日新聞
内容
「柴田先生の経済コラム 陶磁器の名門企業集団」
スピンオフの解消により、香蘭社や深川製磁が有田焼産地を代表する名門老舗企業として大きな存在感を発揮し始めたころ、陶磁器産業で日本陶器合名会社(現在の社名「ノリタケカンパニーリミテド」)が存在しました。この日本陶器合名会社を母体とする有名企業(日本ガイシ株式会社、TOTO株式会社など)は多数存在し、これらの企業はかつて森村財閥と呼ばれ、日本で早期に企業集団を形成しました。現在は森本グループと呼ばれ、陶磁器産業だけではなく、日本企業の近代化にも大きな貢献を果たした企業集団の一つです。次回は日本陶器合名会社がどのように誕生し、企業集団が形成されたか、企業集団という連邦型経営システムの発生とその革新性について紹介します。
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