2022/10/11
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「放課後あそび場プロジェクト」プレ企画を実施―大学のグラウンドを地域の子どもたちに無料開放―

9月22日(木)の夕方、本プロジェクト本格実施前の検証を目的としたプレ企画を行いました。これは、彦根キャンパスのグラウンドを地域の小学生に無料開放し、広大な天然芝のグラウンドで様々な運動遊びを自由に行う企画です。

社会環境の変化により、放課後にあそび場を失っている子どもたちに気軽に運動遊びができる場所を提供したい。基礎体力やコミュニケーション力を身に付ける機会を増やしたい。このプロジェクトはそんな願いのもと、ライフサイエンス/スポーツ科学を専門とする本学講師の小倉圭先生の発案により実現しました。

プレ企画には主に地域の小学生や未就学児13名が参加。会場は新グラウンド。不安定な天候であったため、体育館への変更も視野にいれながらのぎりぎりの決定でした。子どもたちはグラウンドに着いた途端、「早く遊びたい」と声に出して待ちきれない様子。見学者やスポーツ科学の教員も見守る中、大学生のお兄さん、お姉さんに連れられて、それぞれボールや輪投げなど遊び道具のもとへ一目散に駆け出しました。学校での一日を終えてもなお余りある活力には驚かされます。

途中の雨では、一時全員がベンチ等に避難しましたが、子どもたちは早くグラウンドに戻りたくてうずうず。17時から18時の短い時間でしたが、「楽しかった」「(大学生の)お兄さんお姉さんやいろんな子と一緒に遊べてうれしかった」などの声が聞かれました。帰り際には、見送る職員に「ありがとう、また来るね」と、子どもたちは手を振りながら満足げな表情でグラウンドを後にしていきました。

このプロジェクトは来年度の本格始動を目指しています。今回のプレ企画において、参加者アンケートを実施し課題の検証を行ったうえで、今後も本学の資源の更なる活用を目指して動きます。

広大な芝生を走ってサッカーをする子どもたちと大学生の様子
広大な芝生を走ってサッカーをする子どもたちと大学生の様子
広大な芝生を走ってサッカーをする子どもたちと大学生の様子
広大な芝生を走ってサッカーをする子どもたちと大学生の様子
大学生にバッティングの指導をしてもらう子どもたちの様子
大学生にバッティングの指導をしてもらう子どもたちの様子
親子で思い思いに遊ぶ様子

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経済経営研究所

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