7月9日、第49回滋賀大学グローバルセミナーを彦根キャンパスおよびオンラインで開催しました。
今回は、海外インターンシップを経験した経済学部4年生の松本駿さんと山本大葵さんを迎え、「留学だけじゃない!海外インターンという挑戦」をテーマに、それぞれの経験についてお話しいただきました。
松本駿さん発表
「タンザニアで挑んだ代替燃料事業~捨てられていた殻から、暮らしを支える燃料へ~」
松本さんは、タンザニア再生可能エネルギー協会(TAREA)の海外インターンシップに参加し、再生可能エネルギーの普及活動に取り組みました。都市部では太陽光発電設備の設置などを通じて再生可能エネルギーについて学び、その後は農村部で、これまで廃棄されていたピーナッツの殻を活用した代替燃料事業の企画・普及活動を行いました。
また、渡航前に「NOと言わず挑戦すること」「渡航費以上の成果を残すこと」を行動指針として掲げ、現地で積極的に活動した経験も紹介しました。地域住民との交流を通じて現地の生活や課題を肌で感じ、環境問題やエネルギー問題を現場で考えることの重要性を学んだと語りました。
さらに、海外インターンシップを通じて培われた主体性や、異なる文化や価値観の中で課題解決に挑戦する力の大切さについて、参加者へメッセージを送りました。
山本大葵さん発表
「ビジネスの力でアフリカに機会を生み出す~ルワンダでゼロから挑んだM&A仲介事業~」
山本さんは、ルワンダに拠点を置く会計事務所で海外インターンシップを行い、M&A仲介事業の立ち上げに携わりました。経済成長に伴い海外企業の進出が進む一方、現地企業には資金調達やM&Aに関する知識や交渉力が十分でないという課題に着目し、自らインターン先企業へ直接アプローチしました。
インターンシップでは、営業チームの立ち上げや案件管理システムの導入に取り組みました。当初は現地スタッフから反発を受ける場面もありましたが、改善点を丁寧に聞き取りながら仕組みを見直し、最終的にシステム導入を実現しました。その結果、営業アプローチ件数や売り手企業の開拓数が大きく増加するなどの成果を上げました。
山本さんは、この経験を通じて、新興国ビジネスにおける仕組み化の重要性や、社会課題解決と収益性を両立させる難しさについて学んだと語りました。
今回のセミナーでは、アフリカでの海外インターンシップを通じて、環境問題や企業経営といった社会課題に向き合い、現地の人々と協働しながら課題解決に挑戦した経験が紹介されました。参加者にとっては、海外で実践的に学ぶ意義や、自ら一歩踏み出して挑戦することの大切さについて考える貴重な機会となりました。




滋賀大学グローバルセミナー
このセミナーでは、国際に関係した様々なトピックに関して学生同士が自由に話し合い、ゲストとの交流を通して学生自身の世界を広げるきっかけを作りたいと考えています。扱うトピックは、異文化、留学、外国語、地球規模の話題(気候変動、政情不安、ヘイトクライム、国際情報リテラシーなど)など、国際に少しでも関することです。トピックやゲストスピーカーの希望があれば、ぜひ国際交流課までメールをお寄せください。
【お問い合わせ先】
国際交流課
E-mail:kokusai[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)