国内大学で初めてChatGPT Eduを導入した滋賀大学では、2月6日、生成AIを活用した学生によるアプリ開発イベント「ChatGPTハッカソン2025」を開催しました。本イベントは、ChatGPTのプロンプト設計力やコード生成機能を用い、大学生活や学業、学内業務に役立つWindowsアプリ開発に挑戦することを目的としています。当日は、データサイエンス学部・研究科に加え、経済学部・研究科の学生も参加し、学部・研究科の枠を超えた取り組みとなりました。
今回のテーマは「課題を解決するアプリをChatGPTで作る」。ChatGPTを単なる補助ツールとして使うのではなく、対話を通してアイデア創出から設計・開発まで行うプロセスを重視し、生成AI時代に求められる実践的な活用力を養うことを狙いとしました。
当日は、プロンプト設計重視の部に9人と1チーム、Codex活用の部に1人の計11件の発表が行われました。学生たちは、専門分野の異なる視点を活かしながら生成AIとの対話を重ね、プロンプト設計やコード生成を工夫し、実際に動作するWindowsアプリを完成させ、スクリーンを用いたデモンストレーションや質疑応答を行いました。会場ではアイデアの独自性・実用性・発想の面白さなど多角的な観点から活発な議論が交わされました。
審査の結果、以下の作品・参加者が表彰されました。
- 最優秀賞
岡田大輝さん(データサイエンス学部3年)
「スクリーンショットを自動命名するWindowsアプリ」 - 優秀賞①
八柳祐成さん(データサイエンス学部1年)
「Kamomeal ― 学食ログを偏りまで見える化 ―」 - 優秀賞②
小濵賢史さん(データサイエンス研究科1年)
「SULMS資料自動整理アプリ」 - 優秀賞③
三田村洸明さん(経済学部2年)・谷口巴菜さん(データサイエンス学部4年)チーム
「ファイルリネームツール」
今回のイベントを通じて、学生たちは生成AIを活用したアプリ開発の実践的な経験を得るとともに、ChatGPTの持つ可能性や課題への理解を深めました。滋賀大学では、今後も生成AI時代に対応した人材育成を目指し、AIを活用した教育・学習環境の充実に取り組んでいきます。

ChatGPTを活用して開発したアプリについて発表する学生

発表後の質疑応答では活発な意見交換が行われました

参加者で記念撮影
【お問い合わせ先】
学務課教育改革室