滋賀大学では、昨年に続き、タイのマヒドン大学インターナショナル・カレッジから日本語短期研修生として学生6人を受け入れました。研修期間は8月18日からの3週間で、日本語中級クラスの学生が日本語と日本文化を集中的に学びました。
研修では、毎日2コマの日本語の授業を受講しました。授業には本学の日本人学生およびタイ人学生がチューターとして参加し、会話練習の相手や授業のサポートを通じて、交流を深めました。
また、日本文化体験として、彦根城見学、長松院(彦根市)での座禅体験、冨田人形会館(長浜市)での人形浄瑠璃の操作体験、部活動(茶道部・剣道部)の見学・体験など、多彩なプログラムが実施されました。座禅体験では「瞑想はしたことがあるが、座禅は初めて」といった感想が聞かれ、人形浄瑠璃の操作体験では「手や足の操作の仕方で人形の動作が変わってくるので、意外と難しい」と驚きの声が上がるなど、学生たちが日本文化に深く触れる貴重な機会となりました。
研修の締めくくりには、「自国の祭り・日本の祭り」をテーマにした日本語によるポスター発表が行われ、参加者から大きな拍手が送られました。日本語教員や国際交流課職員からも、学生たちの日本語力の向上に感心の声が寄せられました。
参加学生からは「楽しかった」「日本語がより話せるようになってうれしい」「また日本に遊びに来たい」といった前向きな感想が聞かれ、充実した研修となりました。
国際交流機構では、今後もマヒドン大学からの学生受け入れを継続するとともに、本学のキャンパスの国際化をさらに進めてまいります。

長松院での座禅体験

ご本尊と記念撮影

冨田人形会館での人形浄瑠璃体験

人形を手に記念撮影

茶道の体験

剣道の体験

修了証書を手に記念撮影

学生のポスター発表
【お問い合わせ先】
国際交流課