7月12日、彦根キャンパスで「第11回留学生対象就職活動ガイダンス」をハイブリッド(対面・オンライン)で開催し、留学生9人が参加しました。このガイダンスは、滋賀大学、環びわ湖大学・地域コンソーシアム、びわ湖東北部地域連携協議会の共催により、県内大学に在籍する学部1年生や日本での就職を目指している外国人留学生を対象として、日本で働くための就職活動の方法、日本企業における就労環境や就職に係る在留手続きなどの講演を行いました。
第11回となる今回のプログラムは、入江直樹高度専門職員(滋賀大学就職支援室)から「日本で働くための就職活動について」、寅野滋氏(元滋賀大学国際交流機構)から「留学生の強みを活かす就職活動について」講演いただきました。
さらに、日本の企業に就職した滋賀大学の卒業生からは、日本で就職しようと思ったきっかけや就職活動体験談や後輩への就活アドバイスが語られました。また、企業採用担当者の方からは「留学生の採用ポイント」として、語学力だけでなく、上下関係や時間厳守など日本の職場文化への理解や順応性も大切であることなどを話していただきました。そして、大学生のうちに、たくさんの人と出会い、日本社会の様々な価値観や働き方を知っておくことで、自分にはどんな仕事や働き方が向いているのか考えられるようになり、入社後の後悔やギャップを減らすことができるとアドバイスをいただきました。
卒業生へのインタビューでは、学生の頃を振り返りながら、面接の練習を積み重ねることの大切さや、就活の記録や日記を書き残しておくことが後々役に立ってくること、また、就活で悩んだ時や行き詰ってしまった時には、他の留学生や友達と話すようにしたりするなど、気持ちの整理がつくように行動をとるとよいなどの実経験に基づいたアドバイスが送られました。
参加した留学生にとって、日本で就職するための具体的な手法などを聞くことができ、今後の就職活動のための参考になる機会になりました。
次回、第12回留学生対象就職活動ガイダンスは、2025年冬に開催する予定です。

入江直樹先生(滋賀大学就職支援室)

寅野滋先生(元滋賀大学国際交流機構)

講演の様子

インタビューの様子
【お問い合わせ先】
国際交流課
E-mail:kokusai[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)