2025/6/2
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公共交通を軸とした地域活性化に向けて近江鉄道(株)と連携協定を締結

 5月23日、本学と近江鉄道株式会社(彦根市、代表取締役社長:藤井 高明氏、以下「近江鉄道」)は連携協定を締結し、滋賀県庁にて連携協定締結発表会を開催しました。

 近江鉄道は、明治29年(1896年)の設立以来、鉄道事業をはじめ、バスや観光事業など多角的なサービスを展開し、通勤・通学から観光まで幅広いニーズに対応した地域の公共交通機関として、120年以上にわたって地域社会を支え続けてこられました。

 このたびの協定は、地域において100年を超える歴史を有する両者が連携・協力し、公共交通の利活用を通じて、観光をはじめとする沿線地域の活性化を図ることを目的としています。

 今後は、経済学部生による乗車利用調査や、データサイエンス学部生による専門的知見を活かしたデータ分析の支援、さらには訪日外国人観光客の沿線利用拡大に向けた調査などに取り組む予定です。これらの調査研究を通じて、乗車客数の増加、観光モデルコースの開発、効果的な情報発信手法の検討など、具体的な地域活性化施策へとつなげてまいります。

 また、本調査研究の過程では、学生が現地調査やデータ分析を行い、その成果を本学と近江鉄道で共有・検討します。さらに成果発表の場も設けることで、学生に実践的な学びの機会を提供するとともに、将来の地域人材の育成にも寄与してまいります。

協定書に署名

協定書に署名する藤井代表取締役社長(右)と
竹村学長(左)


記念撮影

近江鉄道の「駅長がちゃこん」と
本学の「カモンちゃん」も一緒に記念撮影

【お問い合わせ先】

研究・産学連携推進課

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