3月3日、本学の事務系職員を対象とした「ワンペーパー資料作成研修」を対面で開催し、16人が参加しました。
この研修は、1枚の用紙で伝わる資料を作成するために、情報の要約力、視覚的な表現力、効果的なレイアウトのスキルを習得し、情報伝達力や説明力の向上を図ることを目的として開催しました。
冒頭、平川康弘理事から、事業の予算要求や学内会議などの場面で、受け手が誰であっても概要が伝わるように、簡潔にまとめられた資料を作成するスキルの重要性について説明がありました。そして、今回の研修を通じてそのスキルを身につけてほしいとの挨拶がありました。
研修は株式会社インソースの講師に担当いただき、分かりやすいワンペーパー資料を作成するために、まずワンペーパー資料作成のメリットを確認しました。その後、簡潔で分かりやすい文章作成、印象に残る表現、レイアウト力について、グループワークも交えながら6時間にわたってレクチャーを受けました。
開催後のアンケートでは、「他の人の意見や作成したものを見る機会があり、勉強になった」「人に伝える難しさをあらためて実感し、どのように説明、資料作成をすると伝わるかを意識して仕事したいと思った」「学生や保護者を対象とした資料作り、何かを上司に提案する際などに活かしたい」「必ずワンペーパーを使用する時があるので、ターゲットと内容をよく考えたい」など、研修の成果を実感する声がありました。今回の研修で学んだ内容が実務に活かされ、業務の向上に役立つことを期待します。

平川理事より冒頭挨拶

講師によるレクチャー
グループワークの様子
【お問い合わせ先】
人事労務課