3月29日、彦根キャンパスにおいて「滋賀みらい構想会議」が開催されました。今回の会議はデータサイエンス学部を日本で初めて設置した滋賀大学が中心となり、滋賀のさまざまなデータを活用して、地域住民や企業とともに、ありたい未来を考えながら地域創生をはかっていくプロジェクトのキックオフとして開催されました。
午前の部では、オーストリアにある世界的クリエイティブ機関である「アルスエレクトロニカ」のフューチャーラボ共同代表である小川秀明さんとアンバサダーの久納鏡子さんから、テクノロジーとアートを掛け合わせながら、市民を巻き込み地域の「創造エンジン」となるアルスエレクトロニカの取り組みのご紹介や、「未来事業創研」の千葉貴志さんと田中浩章さんからは地域創生を考えるための方法や事例などを伺いました。また、その後に滋賀県立大学の瀧健太郎先生を囲んだトークセッションも開催されました。
午後の部では「アルスエレクトロニカ」フューチャーラボで開発した「Bridge 2040」というツールを使って、2040年の未来を考えるロールプレイングをしたり、彦根と高島を題材に未来のまちづくりや、ありたい地域創生のディスカッションを行いました。
今回のプロジェクトの特徴は、「データをサイエンスするだけでなく、アートの要素も加味しながら、地域の住民や企業とともに地域創生に取り組む」点です。引き続き滋賀大学の取り組みにご注目ください。
【このページの作成】
広報課