2023/11/2
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グローバルセミナー(第30回)「バングラデシュ奮闘記 インターンシップ@グラミン銀行&ユヌスセンター」開催報告

 10月3日(火)、第30回滋賀大学グローバルセミナー「バングラデシュ奮闘記 インターンシップ@グラミン銀行&ユヌスセンター」を対面(彦根キャンパス)とオンラインで開催しました。スピーカーの経済学部4回生・堀内毅さんに「世界で自分しかできないこと」また、「参加した学生たちが半年後には全員がインターンシップに行けるように」と、大きく2つのテーマについてお話していただきました。

 まずは、堀内さんの海外への思いとインターンシップを目指した理由について話されました。堀内さんの周囲には、父親、英語塾の恩師、大学ゼミの教授という、3名の人生の師匠と呼ぶ方がおられ、彼らから「海外の経験を通して人生が変わるエピソード」を聞くことで、高校時代から興味のあった「海外へ行くこと」が、大学進学後、確信に変わっていったそうです。

 次は、インターンシップについて、「どうしてバングラデシュという後発開発途上国を選んだのか」「その選定基準」「海外インターンシップ先の確保へのアドバイス」と3つについてお話いただきました。その中で、印象に残ったのは、”一流になるには、一流の機関で一流のもの、人に触れる”という信念のもと、アントレプレナーシップがあり、後発開発途上国であること、という条件から、「グラミン銀行へ行くんだ」と強い意志を持って活動されていたということでした。そして、海外でインターンシップ先を見つけるには、「折れない心」が最も大切だと、お話しいただきました。

 また、バングラデシュという国については、国民性や文化の違い、IT大国であり、大の親日国であること、また、ひどい大気汚染問題があると話されました。大気汚染問題については、1日生活すればたばこ15本分の害があるという深刻な状態であり、堀内さんも実際に体調を崩され、環境問題に取り組む必要性を身に染みて感じたそうです。

 そして、世界で初めてのマイクロファイナンス機関であり、世界で唯一のノーベル平和賞受賞企業であるグラミン銀行では、ユヌス先生の「信じる力」のエネルギーを肌で感じながら、ソーシャルビジネスの発展や社会課題をどう解決するか、俯瞰的な立場から学べたこと、しかし、金融セクターだけでは社会問題の解決は難しく、多分野をかけあわせて問題解決をしないと、社会問題や貧困問題は解決しないということが学びだったそうです。

 グラミン銀行でのインターンシップ終了後、堀内さんの気持ちが「現場に行って貧困問題に向き合いたい、解決するには何ができるのか考えたい」というように変化し、アフリカ・シオラレオネの農家支援のインターンシップへ行くことを決心したそうです。

 最後に、滋賀大学の皆さんへ「海外へ行けるかな、インターンシップできるかな、できないかな、という思考は今日でストップしよう、できるに違いない、じゃ、どういうふうに考えてどういうプロセスで進めていくのかというHOWに頭を使ってほしい。また、どこの国へ行って何をするかを選べるのは学生の特権だから、それを活用してください」とメッセージいただきました。

 今回のセミナーでは、堀内さんの自分の目標に向かって強い信念をもって行動し続ける姿や、自分にしかできない付加価値を常に意識されていることなどを目の当たりにし、参加した学生からはたくさんの質問があり、実際に身近な存在である滋賀大生が海外インターンへ行っているということから、海外インターンシップについて、自分ごととして考えるようになったとの意見がありました。

彦根キャンパスの様子

グラミン銀行での研修の紹介

滋賀大学グローバルセミナー

このセミナーでは、国際に関係した様々なトピックに関して学生同士が自由に話し合い、ゲストとの交流を通して学⽣⾃⾝の世界を拡げるきっかけを作りたいと考えています。 扱うトピックは、異⽂化、留学、外国語、地球規模の話題(気候変動、Covid-19、政情不安、ヘイトクライム、国際情報リテラシーなど)など、国際に少しでも関することです。

トピックやゲストスピーカーの希望があれば、ぜひ国際交流課までメールをお寄せください。

【お問い合わせ先】

国際交流課
 E-mail:kokusai[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)

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