2023/2/27
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ロシアによるウクライナ軍事侵攻1年を迎えるにあたり、ウクライナからの避難学生が記者会見を実施

 2月24日でロシアのウクライナ軍事侵攻1年を迎えるにあたり、2月21日に彦根キャンパスでウクライナからの避難学生が記者会見を行い、Anna Pchielovodova(アンナ・プチェロヴォドヴァ)さん、Kateryna Ihnatova(カテリーナ・イグナトバ)さん、Marharyta Berezina (マルガリータ・ベレツィナ)さん、竹村彰通学長、須齋正幸理事が出席しました。

 会見では、竹村学長より、本学における避難学生への支援状況や学生らの今後について報告しました。学生らは、ロシアのウクライナ軍事侵攻が開始してからの1年間を振り返り、家族や友人と離れて寂しい心境や、それぞれの将来について語りました。アンナさんは、3月末にウクライナへ帰国後、母校の大学院進学を目指します。会見では、「日本で身につけたスキルを戦後復興に役立てたい。また日本に来たい。」と話しました。カテリーナさんは将来、日本文学や経済関係の翻訳の仕事などに就く目標を掲げ、4月から経済学研究科に進学し、博士号取得を目指します。4月以降も研究生として本学に在籍するマルガリータさんはSNSを通じて、日本での支援に関することやウクライナの状況などを全世界に発信しており、「ロシア国内では戦争の現状が伝わっていないようだ。真実の情報を知ってほしい。」と訴えました。

会見の様子


質問に答えるアンナ・プチェロヴォドヴァさん


質問に答えるカテリーナ・イグナトバさん


質問に答えるマルガリータ・ベレツィナさん


報道陣のカメラに向かって笑顔を見せる3人

本学では引き続き、避難学生及びその家族への支援を行う寄附を募っております。

詳しくはこちら(ウクライナ支援募金)

【このページの作成】

広報課

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