持続可能な経済成長と地域振興は、非大都市圏地域にとって喫緊の課題である。本取り組みは、NTT DoCoMo、倉敷市および岡山大学社会文化科学研究科(文学部地理学教室)のスタッフおよび学生の産官学連携により、先端ICT技術を活用した倉敷市の観光振興を共通課題として、持続可能な産業化の促進とイノベーションの創出ならびに「実践知」教育を通じた高度な実践人の育成を目した活動である。
本取り組みを通じて、産学官の連携による地域的課題の解決のための協働の必要性が三者により共通理解された。一方、本学にとっては、高度な実践人の育成に資する、①実践知教育プログラムの開発と提案、②学知と実践知の融合の必要性の認識のほか、学生にとっては、主に、③地域的課題の捉え方や分析方法ならびに課題解決のための考え方といった学知との相互依存関係に基づいた実践知の修得、などの成果を得た。