いよいよ滋賀大学が新しい「文理融合とグローバル」の時代に入り、きらきら輝き始めました。

(1)データサイエンス学部と教職大学院の創設―社会の発展と人づくりへの貢献

 4月に日本初のデータサイエンス学部が彦根キャンパスに誕生しました。「ビッグデータ」の時代に、多様で大量のデータが生成、集積され、利活用が始まっています。本学は、「価値創造のための新たな科学」である「データサイエンス」の日本の中心拠点となるべくチャレンジします。データの収集・加工・保管(データエンジニアリング)、データ解析(データアナリシス)、そしてデータからの新しい価値の発見と創造(価値創造)のスキルを身につけた若き「データサイエンティスト」たちを養成していきます。

 しかし、価値創造のためには社会の様々な分野の知識や理解が必要で、文科系的な思考と能力も重要です。そこで教育・経済両学部とも協力し、外部の企業や自治体等とも連携して、文理融合型の教育体制を構築します。データを語れる未来教師やデータの解るエコノミストも育っていきます。すでに企業や自治体、研究機関等との連携や共同研究は20を超えています。

 また、教育学研究科に教職大学院(高度教職実践専攻)を設置しました。様々な困難を抱える学校教育において、教員自身の教育能力の高度化・専門化が必要です。また、いじめ等の学校運営の課題に対応できる学校経営の専門家の養成も不可欠です。社会的要請にこたえて、「教育実践力」と「学校経営力」の2つの開発コースを設け、学び成長し続ける高度な力量ある専門職業人としての教員を養成します。

(2)グローバルな活躍を目指して

 本学は、「社会の中の滋賀大学」という意識を強くもち、地域との連携を一層強化すると共に、グローバル化を推進していきます。キャンパスの中で世界中の留学生が集い、また海外への留学が日常になってくる時、滋賀大学はさらに大きな飛躍を果たします。そのため経済学部では英語による専門科目の授業を開講し、また全学では、インターネットでの英語自習システムを導入しました。本学の卒業生が世界のあちこちで活躍できるように支援を強化するのです。

 同時に、課題解決型・提言型の研究を推進し、学内外・海外との共同研究や国際的な研究ネットワークの広がりに支援を強化します。研究面でも世界に羽ばたく滋賀大学に向かって走り始めます。

 大きな可能性を秘めた学生諸君と、高い教育研究能力を持つ教員、そして縁の下の力持ちの職員が、鼎の三本足のように強力に滋賀大学を発展させていくのです。