経済学部生が嵯峨野観光鉄道(株)との共同研究の成果を発表

 1月24日、経済学部の岡本ゼミ、陳ゼミ、竹中ゼミの3回生が、嵯峨野観光鉄道株式会社(京都市右京区)との共同研究の成果発表を行いました。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた観光業界ですが、昨年後半からは国内外からの旅行客が戻りつつあります。嵯峨野観光鉄道と滋賀大学の産学連携の共同研究は今年度で4年目となり、現在の観光業界を取り巻く経営環境を踏まえた上で、学生が同社の課題を様々な角度で分析し、改善策を提案しました。
 発表会では、嵯峨野観光鉄道におけるSDGsへの取り組みの提案(竹中ゼミ1)、レンタサイクル事業の課題と新たな展開の可能性の検討(竹中ゼミ2)、トロッコ嵯峨駅利用客の駅構内施設における回遊性の調査と満足度向上に向けた改善策の提案(岡本ゼミ)、トロッコ嵯峨駅19世紀ホールで昨年9月に開催された企画展の効果の検証(陳ゼミ)について発表が行われました。同社関係者の方からは、どのゼミの研究発表に対しても大変熱心にご質問いただき、学生との活発な意見交換の場となりました。

      竹中ゼミ1 「嵯峨野観光鉄道とSDGs」  

      竹中ゼミ2 「レンタサイクルの新たな可能性」 

岡本ゼミ「トロッコ嵯峨駅における回遊性の現状と改善策の検討」

陳ゼミ「駅施設のさらなる活用化~企画展の実施を通じた、今後の展望~」  

            質疑応答の様子

参考リンク
【報道発表】小さな北欧美術館「アンネ・パソ展」開催―学生が駅活性化を目指し施設活用企画に参加―
https://www.shiga-u.ac.jp/5883/