経済学部生 「浜ちりめん」企業との共同研究の成果を発表

 1月13日に長浜商工会議所において、経済学部生(陳ゼミ・岡本ゼミ・竹中ゼミ)が浜ちりめん製造企業との産学連携の研究成果を発表しました。
 浜ちりめんは長浜市の特産品であり、表面の凹凸(シボ)に特徴があります。京友禅、加賀友禅などに生地を提供してきましたが、コロナ下で冠婚葬祭などが開催できなかったことも着物離れに拍車をかけ、生産量が大きく落ち込んできたことが取り組みの背景にあります。
 今年度も昨年度に引き続き、浜ちりめんを代表する3社(有限会社𠮷正織物工場、南久ちりめん株式会社、株式会社タケツネ)と3つのゼミが浜ちりめんや輪奈ビロードの調査研究に取り組みました。その研究成果について、下記のテーマで発表しました。
 冒頭、産学公連携推進機構の近兼敏客員教授から挨拶があり、続いて学生から、調査結果を踏まえながら、絹に含まれるセリシンを利用した新商品(ハンドパックなど)や工場見学の提案(陳ゼミ)、結婚記念日などの贈り物としての商品化(パジャマや布団カバーなど)の可能性(岡本ゼミ)、着物のサブスクリプションや旅館などとの異業種コラボレーション(竹中ゼミ)について発表がなされました。
 報告後のディスカッションでは、参加頂いた長浜商工会議所、長浜市の関係者からもコメント・感想が述べられ、製造業者からは学生に「伝統産業の「推し」は何か?」といった質問が投げかけられるなど、参加者を交えて積極的に意見交換がなされました。
 浜縮緬工業協同組合理事長の吉田和生様は、閉会の挨拶のなかで発表会全般の講評と今後の期待を語られました。
 このような取り組みが、学生の学びの場であるだけでなく、少しでも地域の活性化に役立つことを期待しています。

【研究発表(発表順)】

陳ゼミ(3回生5名)
発表テーマ「長浜ちりめん産業の復興策:新規事業と産業観光」

岡本ゼミ(3回生4名)
発表テーマ「浜ちりめんの贈り物としての可能性」

竹中ゼミ(3回生3名)
発表テーマ「長浜から全国へ ~「輪奈ビロード」の知名度向上~」

                  会場の様子