第8回自治体経営塾 開催報告

 12月24日(金)に「第8回滋賀大学自治体経営塾」(於:彦根キャンパス 士魂商才館)を開催しました。
 今回は、「EBPM・経済波及効果分析の基礎」をテーマに、外部講師の鳥生紘平公認会計士より講義がありました。その後、受講者からの質疑応答を行いました。

 鳥生講師からは、主に「EBPMとは」「EBPMの実施事例」「経済波及効果とは」「経済波及効果算定の趣旨・活用」「経済波及効果の算定事例と手順」等について解説がありました。
 質疑応答では、受講生から「エビデンスに基づく政策立案は当然のことだが、実際には出来ていないことが多いので、改めてEBPMに取り組んでいきたい」「EBPMは政策立案のみならず、政策評価や予算査定にも必要不可欠であることが改めて分かった」等の意見があり、講師からは「重要なことは、政策決定を客観的に説明できるかである」「客観的に説明するためにはロジックとデータが必要不可欠である」「EBPMは事務事業見直し等の行政経営改革につながる」等のコメントがありました。

 当塾は、1月21日(金)に「指定管理者制度・PFI制度の実際」をテーマに第9回を開催する予定です。

滋賀大学 横山 幸司 教授
公認会計士 鳥生 紘平 氏
質疑応答の様子
全体の様子