滋賀大学は2019年5月に創立70周年を迎えます。

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学長あいさつ

位田 隆一

滋賀大学3.0 ―きらきら輝く滋賀大学の発展―

滋賀大学は本年5月に創立70周年を迎える。滋賀師範学校と彦根高等商業学校を母体とした新制国立大学滋賀大学は、一方で優秀な教員の養成により次世代を担う子どもたちの育成に貢献し、他方で近江商人の伝統を引き継いで、我が国の経済発展を担う有為の経済人を輩出してきた。
2004年には国立大学が法人化され、本学も国立大学法人滋賀大学となった。法人化の目的は、「大学改革」の一環として、文部科学省から独立し、大学の自主性を生かして教育研究の一層の発展を図り、個性豊かで魅力ある大学にすることであった。しかし、運営費交付金の削減や中期計画の策定と評価などにより、大学の自主性には限界があり、財政的にも極めて厳しい現実の下で、滋賀大学は荒波の中を泳いできた。
しかし、2016年度からの第3期中期目標期間に入り、第2期中終りから構想したわが国初めてのデータサイエンス(以下「DS」と略称)学部の設置は、まずDS教育研究センターを設置したうえで、2017年4月に実現した。こうして「滋賀大学3.0」と呼ぶべき新しい時代が始まった。第3中期の一年目に学長に就任した私は、翌2017年6月に「滋賀大学イノベーション構想:きらきら輝く滋賀大学へ」を発表して、5つの柱による新しい滋賀大学の方向を示した。すなわち「文理融合型大学」、「グローバル化」、「研究する大学」、「社会の中の大学」そして「行動力・機動力のある大学」である。幸い文部科学省による2017年度の業務実績評価では、本学は、業務運営の改善について「特筆すべき」進捗状況、という極めて高い評価を受けた。
2019年度からは滋賀大学3.0「きらきら輝く滋賀大学」の第2フェーズに入る。大学院の整備がその大きな特徴である。まずデータサイエンス研究科修士課程(定員20名)が誕生する。企業等のニーズが高いため、学部完成より2年前倒しの設置であるが、計画ではさらに翌年度には博士課程も設ける。わが国は世界の中でDSに大きく遅れをとっていたが、これにより滋賀大学は日本で初めて学部から博士まで一貫したデータサイエンティスト育成が可能になり、日本のDS拠点としての滋賀大学が完成する。 また、教育学研究科は、教職大学院(高度教職実践専攻)に加えて、本年度から兵庫教育大学大学院連合学校に加わり、念願であった博士後期課程への接続が成る。経済学研究科も、プロフェッショナル・コースにおいて「データサイエンスモデル」を設けて、文理融合型の体制をとっている。
2019年は平成最後の年だが、それは新しい時代の始まりの年でもある。滋賀大学の今と将来を見据えつつ、きらきら輝きを増す滋賀大学へ向けて、さらなるイノベーションと発展を続けていこう。

70周年記念事業

滋賀大学の創立70周年を記念し、式典など各種事業を実施します。
概要は下記のとおりです。

70周年記念のお知らせ

創立70周年記念ロゴマーク

創立70周年を迎えることを記念し、学生広報サポートチームがロゴマークを考案しました。

ご寄附のお願い

滋賀大学では、我が国と地域の未来を担う学生達への教育研究をより充実したものとするよう、
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