6月4日(金)、滋賀大学グローバルセミナー第6回「停戦後のガザより-刺繍でつなぐ希望と未来-」をオンラインで開催しました。

 第6回となる今回は、パレスチナ刺繍・伝統工芸品通販「パレスチナ・アマル」代表の北村記世実さんにお話いただきました。

 「パレスチナ・アマル」は、国連パレスチナ難民救済事業機構(UNRWA)のSulafaという刺繍プロジェクトで生産された伝統工芸品を、滋賀県を拠点に販売しておられ、パレスチナ難民の女性たちに収入を得る機会だけでなく、刺繡の伝統と文化を維持し、次の世代にその物語と技術を継承する役割も担っておられます。

 学生時代のボランティアがきっかけでガザを訪れた北村さんは、そこでガザの人々、そして伝統工芸品の魅力に出会われました。その後16年ぶりにガザに赴かれた際の貴重な記録と記憶を今回シェアしていただきました。

 北村さんの中では、ジャバリア難民キャンプとビーチ難民キャンプのSulafaで鮮やかな刺繡を一枚ずつ作る女性たちの真剣な眼差しが非常に印象的で、また16年ぶりでも人々はほとんど変わらない雰囲気だったそうです。

 参加学生からは、「ビジネスと社会貢献の両立を実現したい思いが強まった」「パレスチナの様子を写真、映像とともに知り、遠く離れた地だが、どこか懐かしく感じた」などの感想があり、社会起業家というキャリアを知る機会やパレスチナを身近に感じるきっかけとなったようです。

 北村さんは、社会起業家としてこれからもガザに貢献するために活動していくそうです。その裏には、パレスチナの現状に心を痛めながらも、その現状を何とか改善しようという強い思いがあるということを参加者は感じてくれたと思います。

 「パレスチナ・アマル」ではインターンシップを募集しているそうです。気になる方は、ぜひ連絡をしてみてください。

オンラインでの参加者たち
パレスチナ刺繍のスカーフを纏う女性

~滋賀大学グローバルセミナー~

 このセミナーでは、国際に関係した様々なトピックに関して学生同士が自由に話し合ったり、ゲストとの交流を通して学生自身の世界を拡げるきっかけを作りたいと考えています。扱うトピックは、異文化、留学、外国語、地球規模の話題(気候変動、Covid-19、政情不安、ヘイトクライム、国際情報リテラシーなど)など、国際に少しでも関することです。トピックやゲストスピーカーの希望があれば、ぜひメールを国際交流課までお寄せください。

【お問い合わせ先】
 国際交流課
 E-mail:kokusai[at]biwako.shiga-u.ac.jp(※ [at] を@に変更してください)

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