本学硬式野球部は、令和二年度京滋大学野球連盟秋季リーグ戦において5位となり、1部リーグ残留を決めました。硬式野球部は、2017年秋までの24シーズンにわたり1部昇格から遠ざかっておりましたが、近年、スポーツデータ活用を中心とした様々な工夫や取り組みにより、着実に成果を挙げてきました。

 本学では、スポーツ科学の授業において運動・トレーニングに関する科学的知識や方法論を、データサイエンス学部においては様々なデータ分析の理論について専門的に学ぶことができます。しかし、それらを実践現場で活用できる機会は限られています。そこで、学生にとって最も身近なフィールドである課外活動において、正課教育での学びを即座に現場に活用・フィードバックする機会を提供することで、主体的な学びやスポーツデータへの理解促進につなげています。

 その中で、硬式野球部では、スポーツを科学的に捉えること、正課教育との相乗効果、そして勝利という3つの観点から、積極的なデータ活用を推進してきました。具体的には、対戦チームや自チームのゲーム分析はもとより、日々の練習における投球や打撃のパフォーマンス分析、投球の回転数や回転軸など「球質」の数値化、さらには専門的な動作解析など、様々な取り組みを行っています。その結果として、上記のような素晴らしい成果を挙げました。

 スポーツ科学は、今後も、このような取り組みを通して、本学の課外活動教育の発展に貢献していきます。

硬式野球部データ分析班 山崎大輔さん(DS学部:2回生)のコメント

 データ活用の際には、目的を持った上でデータ収集を行い、選手がわかりやすいように提示することを心がけています。練習での具体的な数値目標を設定することにより、以前と比べて練習に対する取り組み方も変化しています。また、継続的にデータを収集することで、選手のモチベーション維持にもつながっています。

顧問・監督 小倉圭特任講師(スポーツ科学)のコメント

 データ分析自体は教育・コーチングのための一つの切り口にすぎませんが、学生の考え方が広がり、主体性が身についてきたことが何よりの成果だと感じています。

 

ExcelのVBAを活用した投球分析ソフトを開発、データ収集・分析を効率化

 

学生自身が正課での学びを活かし、新たなパフォーマンス評価指標を作成

 

顧問・監督を務める小倉圭特任講師の指導を受け、選手の動作を詳細に解析し、練習に活かしている

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