3月13日(金)滋賀大学大津サテライトプラザにおいて、「世界遺産の自然と水環境の保全に関する日本・カンボジア研究交流会議」として、専門家による研究成果交流会議を実施しました。

 本会議には、カンボジアにあるアンコール世界遺産と同国最大の湖沼であるトンレサップ湖の自然環境について長年研究している専門家が7名参加しました。

 第1部では、「トンレサップ湖の環境」を、第2部では、「アンコール世界遺産の変化」をテーマに、参加研究者から発表が行われました。金沢大学の塚脇真二教授から1990年代後半から取り組んできたカンボジアの自然環境の研究についての発表や、埼玉大学の荒木祐二准教授からトンレサップ湖の特徴である浸水林の約10年間の変化について発表があるなど、最新の研究成果が報告されました。

 当日の報告からは、研究の進展と新たな課題が明確になりました。特に、モンスーン気候である同地域の水環境において、気象条件や人為的な水量変化がもたらす影響を整理し、必要な野外調査によって将来予測を進めていく必要が確認されました。このためには、カンボジア側の専門家との協力をさらにすすめることも確認されました。

 本会議は、滋賀県下で新型コロナウイルスの感染が広がる前の開催でしたが、感染拡大防止の対策を取ったうえで、有意義な会議を実施することができました。

金沢大学塚脇真二教授による発表

金沢大学 塚脇真二教授の発表

埼玉大学荒木祐二准教授による発表

埼玉大学 荒木祐二准教授の発表

〔関連情報〕

【このページに関するお問い合わせ先】
 研究推進課研究推進係
 TEL:0749-27-1172
 E-mail:kenkyo@biwako.shiga-u.ac.jp

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