10月3日(木)~6日(日)に、滋賀大学文化事業Shiga U Arte第2回「書、造形と言葉の綾なす世界」を元京都市立新道小学校(京都市東山区)で開催しました。アイルランド文学専攻の真鍋晶子経済学部教授の発案により、日本の文化と日本人の心を世界に伝えたアイルランド出身の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品を軸に、書・造形と言葉の紡ぎだす世界を創り出しました。

 滋賀の「知の拠点」である滋賀大学には、さまざまな分野の専門家がこれまでの研究と教育の中で培ってきた大きな「知」の資源・財産があり、その中には素晴らしい文化的資源もあります。本学は、これらの「知」の地域・社会への還元の一つとして、「滋賀大学文化事業Shiga U Arte」を立ち上げました。この「Shiga U Arte」(シガ・ユー・アルテ)は、滋賀大学(Shiga University)がみんなで(Unity/Union)作り上げてきた文化(Arteはイタリア語で「芸術」)という意味を込めています。

 今回のプログラムは以下の通りです。

10月3日(木)~10月6日(日)【作品展示】「書、造形と言葉の綾なす世界」

教育学部中村史朗教授の書、藤田マサヒロ教授の彫刻、岳野公人教授の家具デザインの作品展示

10月5日(土)【特別公演】「書と言葉と声と―小泉八雲をめぐって」

①朗読:「耳なし芳一」佐野史郎氏(俳優)
佐野氏の魂を込めた語り、響き渡る琵琶の音、語りに合わせた中村教授の書道パフォーマンス

②対談:佐野史郎氏、小泉凡氏(小泉八雲曾孫)、中村教授、真鍋教授

 

 会場である元京都市立新道小学校は、京都祇園に位置し、建仁寺、恵比寿神社、六波羅蜜寺等に近く、木造の校舎・講堂が展示会場となり、ひと昔前を彷彿とする異空間を創り出しました。見学者からは、「木造の展示会場で見る作品は、また違った面白みがあり、感激しました」等の感想をいただきました。

 5日の特別公演の朗読では、琵琶演奏家も特別参加していただき、旧小学校講堂に異空間が生まれました。会場の参加者が固唾をのんで公演に聞き入り、平家物語に関わる小泉八雲の世界に浸っていました。その後の対談では、文化の伝承に関する思いが語られました。

 今回の文化事業も、多くの方に見学・ご参加いただき盛会に終わることができました。協賛いただきました企業・団体の皆様、ご協力いただきました関係者の皆様、そして何よりもご来場いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。今後も滋賀大学文化事業は、また異なる形で展開していきます。ご期待とご支援をよろしくお願い申し上げます。

ステージの上に立つ位田学長

来場者に挨拶する位田隆一学長

中村教授の書

中村教授の作品

藤田教授の彫刻

藤田教授の作品

岳野教授の家具

岳野教授の作品

語りに合わせた書道パフォーマンス

朗読に合わせた中村教授の書道パフォーマンス

4人のトークショー

対談の様子

会場いっぱいの来場者たち

特別公演会場の様子

(Photo by T.Nakano)

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