「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みや啓発活動が行政や経済界等で活発になっています。経済学部地域連携教育推進室では、教員や学生らができることは何かを考え、具体的なアクションにつなげるため、国際機関等から講師を招聘し、グローバルな視点とSDGsマインドを身につける機会として3回シリーズで講演会を開催しています。

 2回目は、12月7日(金)に国連開発計画(UNDP)駐日代表 近藤哲夫氏を招聘し、彦根キャンパス総合研究棟《士魂商才館》で開催して、本学の学生や一般市民の方など約30名が聴講しました。

 講演では、「UNDPの組織」「SDGsとUNDPの取り組み」「日本でのSDGs達成度」のテーマで話をしていただきました。UNDPが国連システムの中核的な開発機関として世界約170の国で、「貧困の根絶」「持続可能な開発に向けての構造改革」「危機対応力の強化」の3つの重点分野で活動されていることや、Development(開発)はTake the potential out of People(人間の可能性を引き出す)であること、その結果として、世界で約300万人の新規雇用を創出したり、1億7千万人の新規有権者登録を実現していること、840件の環境保全プロジェクトを実施していること等について、ご自身の海外活動での経験を踏まえて多くの事例を紹介していただきました。

 また、「なぜ今、持続可能な開発なのか」については、「地球の上の様々な種がこれまで絶滅してきたし、私たちも絶滅の道を歩むかもしれない。その最大の理由は気候変動である。しかし、私たちは地球上で初めて自らの意思で絶滅を避けることができるかもしれない、そのための目標がSDGsなのだ」と、学生たちに向けて力説され、大変熱のこもった講演会になりました。

 講演後には学生や参加者との交流の機会をもっていただき、参加した学生は国際機関で働くためのキャリアパスの考え方など、それぞれの目線で質問をさせていただくことができました。

 

※ 2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である「持続可能な開発目標SDGs」。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓うものとされています。

マイクを手に話をされている近藤氏

国連開発計画(UNDP)駐日代表 近藤哲夫氏

聴講者のすぐ前で話をされる近藤氏

講演会の様子

熱心に講演を聴く参加者

熱心に講演を聴く参加者

椅子を丸く並べて話し合う様子

講演後の交流会

〔関連情報〕

「地域連携教育推進室SDGs講演会「JICAの業務とミッション〜SDGs達成に向けたJICAの取組」」(11月29日開催・1回目)

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