「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みや啓発活動が行政や経済界等で活発になっています。経済学部地域連携教育推進室では、教員や学生らができることは何かを考え、具体的なアクションにつなげるため、国際機関等から講師を招聘し、グローバルな視点とSDGsマインドを身につける機会として3回シリーズで講演会を開催しています。

 1回目は、11月29日(木)に国際協力機構(JICA)関西所長の西野恭子氏を招聘し、彦根キャンパス総合研究棟《士魂商才館》で開催して、本学の学生や一般市民の方など約30名が聴講しました。

 講演では、「私たちが存在する世界とSDGs」「JICAについて」「SDGsとJICA」の3つのテーマでお話をしていただきました。開発途上国であるナイジェリア、ケニア、ミャンマー等の教育や病院、交通インフラの現状と課題の紹介、その中で政府機関としてJICAが担うミッションとビジョン、JICAとしてのSDGs達成に向けたアクションについて、具体的事例を豊富に交えた講演でした。

 講師の西野氏からは、「SDGsへの取組はボトムアップが大切で、17のゴールは全てが繋がっていているので、まずは自分が興味を持てることを掘り下げて欲しい。私たち日本人にとっては食品ロスを半減させることが身近にできる取組ではないか」という提案や、「就職活動においてもSDGsへの取組が企業選びの指標になり、その企業はきっと働きやすい職場だと思う」など、大学生にとって身近な視点も提供していただきました。最後に、「SDGs17のゴールの達成を目指す2030年には、ここにいるみなさんが主役の世界であり活躍を期待します」とエールをいただき、熱のこもった講演会になりました。

 

※ 2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である「持続可能な開発目標SDGs」。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓うものとされています。

マイクを手に話をされる西野さん

国際協力機構(JICA)関西所長 西野恭子氏

話を聴く学生たち

講演会の様子

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