4月14日から連続的に発生している熊本地方を中心とした地震によって被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、救援に力を尽くされている関係の方々に深く敬意を表します。

 

   今回の震災では、多数の犠牲者(4月19日現在で44名の死亡が確認されています。)を出し、また多くの住民のみなさまが生活の場を失っています。しかも、いまなお地震は収まる気配を見せていません。私たちはすでに21年前に阪神・淡路大震災を、5年前に東日本大震災を経験してきました。そして、いままた熊本地方に新たに甚大な地震災害が発生し、自然の脅威に対する認識を新たにしています。

 私たち滋賀大学は、熊本地方の人々の被害がこれ以上拡大することのないようお祈りするとともに、被災された方々へ、連帯の意思をもって、できる限りの物的および精神的支援を送ります。同じ国立大学として熊本大学の教職員及び学生の方々へは、この苦難を勇気と忍耐をもって振り払い、再び以前のように研究・教育、学生生活に戻られることを心から祈念します。本学の学生諸君の中にも熊本県出身者がいますが、実家の被害が大きくないことを願います。また、本学の構成員の親戚縁者、友人その他、何らかのかかわりを持つ人たちについても、被害が及んでいる可能性もあります。それらの方々についても、心よりお見舞い申し上げます。国立大学は、九州大学が一括して支援の窓口を務めていただくことになりました。本学としても、九州大学のご尽力に感謝申し上げますとともに、本学の備蓄する救援物資を提供することをお伝えしたところです。

 なお、本学の教職員や学生諸君の中には現地でボランティアとして支援活動に参加する志を持っておられる方もあると思われますが、それらの方々には、いまだ余震の続く中、十分に状況を見極めて、自分自身が被災することのないよう、慎重に判断、行動されるよう、要請します。また、被災地域の出身の学生諸君には、状況に応じて適切な支援措置をとりたいと考えています。

 滋賀大学は、被災された方々のご健康と一日も早い日常生活の回復をお祈りしつつ、改めてここに連帯と支援の意を表明いたします。

  平成28年4月20日

                                                                           国立大学法人滋賀大学

                                                                             学長 位田 隆一