《談話室》「それぞれの彦根物語」第40回が開催されました
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2008年3月12日
「それぞれの彦根物語」第40回が、3月8日(土)、ひこね街の駅「寺子屋力石」(滋賀大学街なか研究室)にて開催されました。
『彦根物語40』は、NPO法人小江戸彦根の副理事長の小島誠司さんより「ゆらっと遊覧、彦根城お堀めぐり〜他都市に真似のできない、文化遺産を使ってのまちづくり」というテーマでお話いただきました。
彦根城築城400年祭とともに運航が始まった彦根城のお堀をめぐる屋形船をご存知でしょうか。
小島さんは、お堀の水面から見上げるすばらしい景観をたくさんの人々に観てほしいという願いから、400年祭のアイデア市民公募に応募され、多くの高いハードルをクリアし、実行委員会からの助成と私財を合せて屋形船を製作、国土交通省の旅客運航の認可を得、玄宮園前の船着場から内堀を半周して戻る50分のコースの営業を開始されました。
ご苦労されたこと、仲間作り、これからの想いを真剣な面持ちでお話しされ、「彦根」をもっともっと魅力あるまちにしたいという気持ちが伝わってきました。
参加者の方々も、小島さんに共感され、これからのまちづくりについて新しい提案がだされたり、充実した談話室となりました。

NPO法人小江戸彦根副理事長 小島誠司さん

会場の様子