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(公社)びわこビジターズビューロー

 重要文化財指定件数は810件で、東京、京都、奈良に次いで全国4位(平成24年現在/文化庁)。そのうちのほとんどが仏教美術で、半分近くを仏像・神像が占めています。一般公開されていない土着の仏像・神像も多く、ひっそりとした佇まいが魅力です。

 滋賀で土着の仏像が残されてきた背景には、中世期に「惣村」という村の自治組織が発達した歴史があります。「惣村」が村内の行政、経済、宗教行事を運営していたため、村人が寺や仏像を大切に管理・保管してきました。重要文化財の仏像が一つの市に集中することなく、県全域に分散しているのもそのためです。

 近年、滋賀の隠れた仏教美術に注目が集まりつつあります。平成24年には東京・三井記念美術館で滋賀の仏像、神像を集めた展覧会が開かれ、反響を呼びました。また、三井寺では狩野光信作の襖絵など寺宝を公開する収蔵庫を建設中で、平成26年に公開予定です。