日本初の「データサイエンス学部」と
データサイエンス教育研究推進へのご支援のお願い

 

 今般、滋賀大学は、我が国の今後の発展のために不可欠な「価値創造のための新たな科学」である「データサイエンス」の教育研究を推進し、今日社会の様々な分野で集積されている膨大なデータから新たな知見を引出し、ビジネスなどの意思決定に活かして価値を創造することのできる人材、データサイエンティストの育成に取り組むことといたしました。

 今世紀に入り、情報通信技術は飛躍的な発展を遂げてきました。今や経済社会のあらゆる領域において、様々な種類のデータが日々刻々と生成され、その蓄積・集積が進み、いわゆる「ビッグデータ」時代はさらに進化を続けています。

 一方、我が国では、欧米等と比較し、データ分析のスキルを有する人材や統計科学を専攻する人材が極めて少ないのが現状です。多くの民間企業もこうした人材の不足を痛感しており、危機的な状況にあると指摘されています。そのため、データサイエンティストの育成は、我が国の喫緊の課題です。

 このような社会的背景を踏まえ、滋賀大学は、平成29年4月に日本初の『データサイエンス学部』を開設いたしました。

 同学部では、データを収集、加工、処理するための情報技術、またそれらデータを分析、解析するための統計技術に加え、ビジネスや政策など多様な領域における課題を読み取り、データ分析による知見を様々な意思決定に活かし課題を解決していく、価値創造スキルを身に付けた人材の養成を目指します。

 また、本学では平成28年に「データサイエンス教育研究センター」を設置し、企業の皆様や、政府・自治体、他大学等と共同研究や価値創造プロジェクトなど多様な連携を推進しております。

 日本に相応しいデータサイエンス教育プログラムを創り出す専門学部を有する唯一の「データサイエンス教育研究拠点」を形成しており、日本の未来に向け、データサイエンスの普及支援、社会のための人材育成などに貢献してまいります。

 本学では、今後の我が国に不可欠なこうした取組を強力に推進するため「データサイエンス教育研究基金」を設けております。

 つきましては、本基金設立の趣旨にご理解とご賛同をいただき、特段のご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

 

国立大学法人滋賀大学長
位 田 隆 一

データサイエンス学部長
データサイエンス教育研究センター長
竹 村 彰 通