本学のグローバル化の一環で、昨年11月に位田隆一学長と真鍋晶子経済学部教授がアイルランドのコーク大学(University College Cork, Ireland)を訪問して、パトリック・オシェイ学長(President Patrick O’Shea)との間で、交流に向けて原則的に合意していました。その際は、国際部、図書館、法学部、研究統合センター、ランゲージセンター、英愛学科、アジア学科、芸術学部それぞれの教職員と面会し、交流の内容について探りました。

 このたび、フランスのレンヌ第1大学との交流協定締結に併せて、再度位田学長と真鍋教授がコーク大学を訪問し、オシェイ学長と面談して、約1時間にわたって今後の具体的な交流分野や見通し、大学における研究や教育のあり方等について意見交換しました。同学長は特に本学のデータサイエンスの教育研究に関心を示しました。またクリストファー・ブラウン(Christopher Brown)国際部長及びエマ・コノリー(Emma Connolly)国際戦略担当官と面談し、協定案文の完成に向けて連絡を取り合うことになりました。今夏の調印を目指しています。

 すでに具体的な共同研究として、アイルランドの詩人ジョン・モンタギュー(John Montague)の詩を邦訳する企画が、図書館長で詩人のジョン・フィッツジェラルド(John Fitzgerald)氏と真鍋教授の間で始まっています。今後、滋賀大学生の語学研修や研究者交流に広がっていくことが見込まれます。

 コークはアイルランド南西部に存在するアイルランド第二の都市で、コーク大学は市内のリー川沿いに緑豊かなキャンパスを有しています。1845年ヴィクトリア女王により創立され、8学部140学科を有する総合大学で、学生数21,000名余、教職員約2,700名の大規模な大学です。ケルト模様のモザイクが美しいチャペルや蔦が絡まる石造りの伝統を背負う建物が、数々の特別コレクションを有する現代的なオープン配置の図書館や、現代建築賞を取ったギャラリー、また学生が集うガラス張りの建物といった現代建築と調和を保っています。

オシェイ学長と並んで撮影

左から、位田学長とオシェイ学長

5人で記念撮影

左から、ブラウン国際室長、真鍋教授、位田学長、
オシェイ学長、コノリー国際戦略担当官

緑の芝生に石造りのお城の様な大学

コーク大学のキャンパス風景

ガラス張りの四角い建物

サイエンス棟(データサイエンス=応用数学系が入る)

【「モンタギュー・プロジェクト」についての記事はこちら】
アイルランド、コーク大学との学術交流「モンタギュー・プロジェクト」開始
(5月9日掲載)