3月28日に滋賀大学文化事業 Shiga U Arte「狂言と音楽の夕べ -W. B. イェイツとの邂逅-」を大津市の滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール小ホールで開催しました。

 滋賀の「知の拠点」である本学には、さまざまな分野の専門家が、これまでの研究と教育の中で培ってきた大きな「知」の資源・財産があり、その中には素晴らしい文化的資源もあります。

 滋賀大学は、これらの「知」の地域・社会への還元の一つとして、滋賀大学文化事業Shiga U Arteを立ち上げました。この「Shiga U Arte」(シガ・ユー・アルテ)は、滋賀大学(Shiga University)がみんなで(Unity/Union)作り上げてきた文化(Arteはイタリア語で「芸術」)という意味を込めています。

 1回目の今回は、「狂言と音楽の夕べ -W. B. イェイツとの邂逅-」と題して、アイルランドのノーベル賞詩人イェイツが「狂言」として書いた戯曲を茂山千五郎家が日本の伝統芸能狂言として仕上げた『猫と月』の上演と、この作品に教育学部の4名の音楽家それぞれが着想を得て演奏を行いました。教育学部音楽教育講座の若林千春教授(作曲)、犬伏純子教授(ピアノ)、中根庸介准教授(オーボエ)、渡邊 史准教授(ソプラノ)及び経済学部の真鍋晶子教授(アイルランド文学/解説)のほか、協演者に、佐藤一紀氏(ヴァイオリン)、五十嵐美果氏(ヴィオラ)、福富祥子氏(チェロ)、若林かをり氏(フルート)が加わり、また、狂言には茂山千五郎家(茂山千五郎氏、茂山 茂氏、松本 薫氏)をお迎えして、2時間のプログラムを行いました。それぞれ素晴らしいステージで、会場は感動と満ち足りた笑顔に包まれていました。

 前売りで入場券を完売しましたが、当日券を求めて会場へお越しになる方もあり、急きょ開演直前の来場状況を見て、当日券の販売で対応するたいへん盛況な催しとなりました。協賛いただいた企業・団体、ご協力いただいた関係者の皆様、そして何よりもご来場いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。第2回は、美術や書道なども含めて、また異なる形で展開します。ご期待とご支援をお願い申し上げます。

ステージで挨拶をする学長と会場いっぱいの観客

会場の様子

挨拶をしている学長

来場者に挨拶する位田学長