3月2日(金)、日本経済新聞社と本学の主催で、東京都千代田区の大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター・ホールにおいて、「データサイエンスが拓く未来フォーラム2018」を開催しました。

 現在、次世代の「超スマート社会(Society5.0)」を担うAIやIoTなどのテクノロジーの開発が叫ばれています。このフォーラムでは、その基盤となるデータの分析・活用を担う「データサイエンス人材」の育成について議論が行われました。さらに、ビジネスの最前線で展開されている様々なデータの利活用について、現場から多くの報告がありました。

 第1部の「データサイエンス~産学連携教育研究セッション」では、位田 隆一学長の挨拶に続き、内閣官房IT総合戦略室 内閣参事官 奥田 直彦氏が「データが人を豊かにする社会-官民データ利活用社会-の実現」、情報・システム研究機構 統計数理研究所 所長 樋口 知之氏が「超スマート社会に向けたデータサイエンス人材育成」と題した講演が行われ、続いてデータサイエンス人材の育成について、パネルディスカッションが行われました。

 第2部の「新たなビジネスを創造するデータアナリティクスの最前線セッション」では、フューチャー 代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸 恭文 氏が「AI、IoT時代の経営革新」、伊藤忠テクノソリューションズ 野村 典文氏が「デジタル社会に求められる人と組織とは ~産学連携による教育イノベーションが鍵~」、野村総合研究所 沼澤 優氏が「ビジネス変革の実現に向けたデータサイエンスの使い方」、SAS Institute Japan 畝見 真氏が「データサイエンティストの真髄はビジネス価値創出~利益を生み出す鍵は「アナリティクス・ライフサイクル」に在り」と題した講演が行われ、現場のデータサイエンスについての紹介や課題が共有されました。

 さらに、クロージングでは竹村 彰通データサイエンス学部長と大阪ガス 河本 薫氏による対談が行われました。全体を通して、今後の産業・社会を担うデータサイエンス人材の育成について、ビジネス最前線で求められる人材像、産業界(企業)や教育界(大学他)での取組の現状と課題が、そして産学が連携してより多くのデータサイエンス人材を産み出して行くための課題と解決策が討議されました。

 フォーラムには300名を超える参加者があり、データサイエンス育成の課題と未来を発信する良い機会となりました。

挨拶をする位田学長
竹村先生の講演
竹村データサイエンス学部長と大阪ガス 河本薫氏による対談

【協賛】(株)野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズ(株)、SAS Institute Japan(株)、あいおいニッセイ同和損害保険(株)、パーソルキャリア(株)、(株)京都銀行、(株)関西アーバン銀行、東レエンジニアリング(株)、(株)滋賀銀行

【特別協賛】大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所

【後援】高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部、文部科学省、総務省