9月23日(祝)、教育学部において、県内の高校生を対象とした連続講座「滋賀大学教育学部で何を学ぶか」第2回目の講座が開催されました。

 本連続講座は、8月から12月まで10月を除いて月一回のペースで4回にわたって開催するもので、今回は、早川洋行(はやかわ ひろゆき)先生(環境教育/社会科教育・社会学)が「作品に隠された意味」をテーマに話されました。

 社会学は、人文社会系で最も幅の広い学問分野であり、全容を学ぶことは難しいのですが、その一端を前半はジェンダーの問題から、後半はアニメ「アンパンマン」の持つ意味から学びました。ジェンダーの問題では、「サザエさん」「ちびまるこちゃん」が描く女性像・家族像と、教育勅語、戦前の終身の教科書や明治の錦絵の描く理想的女性像の違い、そしてその変化はなぜ起こったのかを考えました。また、「アンパンマン」がベトナム戦争への反戦運動から生まれ、アメリカの作ったかっこいいヒーローである「スーパーマン」や「バットマン」に対抗するかっこよくないヒーローとして描かれていることを知りました。そして、ジェンダーの問題と「アンパンマン」の誕生の裏には戦争というテーマが隠されていることを学びました。

 次回は、11月13日(土)に杉江淑子先生(音楽科教育/国際理解教育)による「若者の音楽文化と異文化受容」を開催します。

(教育学部)

講演を始められる早川先生

講演を始められる早川先生

初期のアンパンマンの読み聞かせ

初期のアンパンマンの読み聞かせ