1階カウンター横

 知の巨人、梅棹忠夫さんが7月3日逝去されました。90歳でした。
 1977年開館した国立民族学博物館(設計者:黒川紀章氏)の初代館長であり、湯川秀樹博士をはじめ新京都学派の桑原武夫さん、今西錦司さん、第一次南極越冬隊長西堀栄三郎さん、KJ法の川喜田二郎さん、小説「日本沈没」の小松左京さんなど多才な研究・交友関係があり、独創的な文明・文化論を展開されたスケールの大きな学者でした。1994年には文化勲章を受賞されています。
 「文明の生態史観序説(中央公論1957年2月号)」で論壇に衝撃のデビューをされ、著書には「文明の生態史観(中公叢書)」「知的生産の技術(岩波新書)」等のベストセラーがあり、また図書館界との関わりも多く、影響力の大きさは計りしれません。
 「日本文明をユーラシア大陸という世界的な構想の中に位置づけ、日本人に自信と元気を与えた。その構想力が『知の巨人』たるゆえんだ(佐々木高明・元民博館長:朝日新聞7月7日)」。

図書館では、1階カウンター横に著作コーナーを特設しました。
是非先生の業績にふれてください。