10月17日(土)経済学部講堂において「第2回彦根近現代の歴史ドラマ—シンポジウムと狂言の夕べ—」を開催しました。このシンポジウムは、彦根市による「井伊直弼と開国150年祭」と「滋賀大学創立60周年記念事業」の共催事業として行なわれました。
 今回のテーマは「近代彦根の伝統文化と国際交流」でした。はじめに、茂山七五三氏による講演「直弼公と狂言茂山千五郎家」があり、次にシンポジウム「彦根を訪れた外国人たちの足跡」が3人のパネリストにより行われました。金子孝吉経済学部教授による「イギリス人水彩画家パーソンズの見た彦根」、小林隆彦根市市史編さん係長による「奇跡の人ヘレン・ケラーの彦根来訪」、筒井正夫経済学部教授による「パーシー・アルメリン・スミス氏の国際平和活動」の報告がありました。
 後半の狂言は、茂山千五郎氏と茂山七五三氏と松本薫氏による「素袍落」が演じられました。お伊勢参りの前日の華やぎを太郎冠者の醜態を通して描く名作に、会場はいつのまにか大きな笑いが広がっていきました。
 当日は、昼過ぎに降った雨もあがり、シンポジウムの開催される夕刻には虫の音が文化財である木造の講堂の中にも聞こえ、集まった約100名の市民は、かたときの歴史ドラマに酔いしれていました。

講演する茂山七五三氏

講演する茂山七五三氏

金子教授による報告

金子教授による報告

報告する小林係長

報告する小林係長

筒井教授による報告

筒井教授による報告

素袍落を演じる茂山氏ら

素袍落を演じる茂山氏ら