5月30日(土)びわ湖ホールにて、創立60周年記念事業の一環として、滋賀大学と朝日新聞大阪本社主催による朝日・大学パートナーズシンポジウム「近江商人に学ぶ−危機に克つ「三方よし」」を開催しました。会場は、650名の聴講者で一杯になりました。
 基調講演は、伊藤忠商事株式会社取締役会長の丹羽宇一郎氏により「金融経済危機を乗り切る−近江商人の教訓−」と題して行なわれました。1時間にわたり、資本主義の発展と現在の状況について講演され、「世界的な経済危機にあるいま、近江商人のように信用、信頼を大事にする倫理観が必要」だと話されました。
 後半のパネルディスカッションは、朝日新聞社の経済グループ・エディターの小倉一彦氏をコーディネーターとする4人の討論でした。
 大阪商工会議所前副会頭の小池俊二氏は経営者としての長い経験から、NPO三方よし研究所専務理事の岩根順子氏は近江商人の応援団として、滋賀大学名誉教授の酒井泰弘氏はリスク研究者の立場から、滋賀大学教授の宇佐美英機氏は経営史研究者の立場から、それぞれの専門的意見を述べられました。
 テーマが、「近江商人」という滋賀県にとって話題性のある内容であったこと、現在の経済状況を「三方よし」で乗り切りたいというみなさんの期待もあったことから、聴講された方々の反応はとてもよいものでした。
 シンポジウムの詳細は、6月6日(土)の朝日新聞朝刊に掲載予定です。

挨拶する成瀬学長

挨拶する成瀬学長

講演する丹羽会長

講演する丹羽会長

パネルディスカッション

パネルディスカッション

盛況な会場の様子

盛況な会場の様子