滋賀大学では、11月14日から16日にかけて、滋賀大学創立60周年記念事業として「国際交流:二校間交流から多校間連携に向けて」と題した国際会議および「滋賀大学・ディーキン大学交流20周年記念式典」を開催しました。期間中、本学が交流協定を締結している6カ国九つの大学と大学連合から15名、および県内の大学からも国際交流担当の教職員が参加されました。また、文部科学省高等教育局高等教育企画課 氷見谷直紀国際企画室長を来賓としてお迎えしました。
 会議に先立つ13日の午後、氷見谷室長は、下地局長らの案内で、国際交流会館・国際センター・附属図書館など、学内施設を視察されました。その後、氷見谷室長から成瀬学長、秋山副学長、近藤副学長、下地局長、力石理事、平井国際センター長や担当職員に対し、「大学の国際化の課題と取組」について現在の状況から今後へ向けた取り組み方などの説明があり、快活な意見交換や質疑が行われました。
 14日のオープニング・セレモニーでは、成瀬学長の歓迎の辞に続き、氷見谷室長、チェンマイ・ラジャパット大学、チェンマイ大学、滋賀県立大学より祝辞をいただきました。午後のセッションでは、各国の高等教育や各大学の概要の紹介があり、お互い大学についての理解を深めました。
 15日の午前中のセッションでは、秋山副学長、スティンソン・ディーキン大学国際部長(豪)、ツルバット人文大学言語文化研究学部長(モンゴル)が、グローバル化時代の大学の国際戦略に関わって基調報告をしていただきました。午後のセッションでは、これらの基調報告を受けて、学生の交換留学やダブルディグリー制度、教職員の交流など具体的なテーマについて活発な質疑・意見交換が行われました。
 夕方からは在大阪豪領事館からをクリフトン総領事を来賓にお迎えして、「滋賀大学・ディーキン大学交流20周年記念式典」を開催しました。式典では、近藤副学長の交流の意義について、平井SUiセンター長の交流の歴史についてのスピーチを行いました。続けて本学とディーキン大学との交流に所縁のあるブランビー元ディーキン大学メディアサービス部長、元交換留学生の木下名古屋大学附属中学高校教諭がご自分の経験を披露されました。そして最後に、スティンソン・ディーキン大学国際部長が「滋賀大学とディーキン大学の連携の将来」と題してスピーチをされました。
 式典の後、クロージング・セレモニーでは、ディーキン大学のワイナリーで醸造されたワインを楽しみながら、本学とディーキン大学との関係に所縁のある方々のスピーチ、中国やタイからの留学生のパフォーマンスを楽しみました。本学で学ぶ多数の留学生や本学から海外の協定校に派遣された元交換留学生や海外研修参加者も多数参加し、久しぶりに昔の先生や仲間に会って話が弾んでいました。
 会議の成果としては、関係大学間の情報交換と個人的な関係が構築できて相互理解が深まったこと、二校間の具体的な交流・連携プログラムについて話し合いが行われたこと、今後の多校間の連携に向けても情報・意見交換がなされ、具体的なプログラムに関して協議がなされたことです。今後は、個別なテーマに関わって、関係大学同士でいろいろなプログラムが具体化されることを期待します。本学とディーキン大学との交流に関しては、若い世代に交流・連携の歴史を伝えることで、その意義を理解していただけたと思います。今後の関係強化に期待します。

参加大学:湘潭大学(中国)、東北財経大学(中国)、人文大学(モンゴル)プリンス・オブ・ソンクラ大学(タイ)、チェンマイ大学(タイ)、チェンマイ・ラジャパット大学(タイ)、ディーキン大学(豪)、グアナファト大学(メキシコ)、ミシガン州立大学連合日本校(アメリカ)、滋賀医科大学、滋賀県立大学、聖泉大学

滋賀大学創立60周年記念国際会議参加者の方々

滋賀大学創立60周年記念国際会議参加者の方々

チャンマイ大学Annop教育学部長

オープニングセレモニーで挨拶する
チャンマイ大学Annop教育学部長
(2008.11.14)

セッション1&2の様子

セッション1&2の様子(2008.11.14)

ディーキン大学交流20周年記念式典

滋賀大学・ディーキン大学交流20周年記念式典
(2008.11.15)

国際交流会館内で下地理事(左)より説明を受ける氷見谷室長

国際交流会館内で下地理事(左)より
説明を受ける氷見谷室長(中央)

瀬学長らと意見交換する氷見谷室長

成瀬学長(中央右)らと意見交換する
氷見谷室長(右)