滋賀県産学官ニーズ・シーズプラザは、産学官連携による新産業・新技術の創出を目指して、大学シーズと企業ニーズのマッチングを図るために開催されるものです。
 12月には滋賀大学教育学部教授 水上善博先生より下記の内容でシーズを発表いただきます。シーズ発表後は、先生を囲むサロンミーティングや個別相談会も開催されますので、是非ご参加下さい。

【日程とテーマ】

12月3日(水) 「多変量統計解析による酸性雨およびダイオキシンのパターン分析」
                滋賀大学 教育学部  教授 水上 善博 氏

 多変量統計解析は、多種類の特性データを総合的に評価して法則性を導く手法である。今回は、環境科学の分野における多変量統計解析の応用例として、酸性雨と毒性物質ダイオキシンを取り上げ、具体的なパターン分析の研究例を紹介する。
(1)酸性雨は森林の立ち枯れ、土壌の酸性化や構造物の腐食などを引き起こすことが知られているが、1990年代に滋賀大学教育学部に降った雨の成分の統計解析から、大津市の酸性雨の特徴を明らかにした。
(2)ダイオキシンは、有機塩素系化合物で75種の異性体があり、毒性の強さがそれぞれ異なる。ダイオキシンの電子分布の多変量統計解析によってダイオキシンを分類し、毒性の強いダイオキシンの特長を抽出した。
 多変量統計解析は、種々の環境分析、化学プロセス等の多段システムの省エネルギー化、市町村の経済活動分析等にも有効であり、環境関連企業、化学関連企業、自治体などとの共同研究開発を提案したい。

【内容】

・14時00分〜15時00分 技術シーズの発表
・15時00分〜16時00分 サロンミーティング(参加者全員)&個別相談会(希望者)

【場所】

コラボしが21 3階中会議室(大津市打出浜2-1)
(公共交通機関でお越しください。)

【詳しくは下記URLにて】