国立大学法人は、法令上、監事による監査(業務監査・会計監査)と会計監査人による監査(会計監査)を行うこととされております。また、法人運営の自主性・自立性の拡大を踏まえ、法人内部における監査機能の充実と体制の確立が求められており、各国立大学法人において「監査室」の設置が図られてきております。本学においても「監査室」設置に向けての検討を行い、本年6月18日の役員会において監査室を7月1日付で設置することを決定しました。

 本学では会計に関する会計監査機能はあるものの業務に関しては内部監査機能がないことや、会計に関する監査機能は財務課内に置かれているため、牽制機能が独立していない状態にあります。一方、監事監査は、会計・業務の両面を担当し、かつ対象層も役員から現場までのすべてを対象とすることとなっておりますが、監事がすべてを監査することは事実上困難と考えられます。

 このため、業務及び財務会計に関する内部統制の整備及び運営状況の検証等を行い、もって、業務執行の合理化を図り、会計処理の適正化に資するため、本学に「監査室」を設置いたしました。

 監査体制は以下の通りです。
(1) 内部監査機能(財務課監査係)を財務課から分離し、いずれの課にも属さず、いずれの理事からも
    独立した組織とするため、学長直属の監査室とする。
(2) 監査室は、会計監査・業務監査を行うこととする。
(3) 監査室は現場レベルの監査を行い、役員に関する事項は監事の監査によるものとする。
(4) 監査の実施にあたっては、学長の命により実施するものとし、効率性、効果性の観点から監事、
    会計監査人との密接な連携により行うものとする。

 なお、監査室の人員配置として、7月1日付で下記の者を発令しました。
    監査室専門職員  池田陽一(前財務課監査係長)
    監査室 主  任  末包知伸(前財務課監査係主任)

平成19年7月2日
学  長  成瀬 龍夫
担当理事  下地  隆