『彦根物語35』は、NPO法人彦根景観フォーラム副理事長、京都女子大学助教授の母利美和さんが「彦根城と琵琶湖」というテーマでお話されました。
 豊臣秀吉が築いた湖上水運体系を受け継いだ江戸幕府が、彦根藩を水運体系の中でどのように位置づけたか。
 母利さんは、「水運」について、1.軍事的意義、2.彦根藩の大津蔵屋敷を基とした領内、領内通過流通路、3.水城としての「彦根城」、との関係から、詳しく説明されました。
 想像以上に水運が重視されていたこと、「彦根城」は琵琶湖、松原内湖と繋がる三重の壕により「水城」としての構造的特徴があること等、「彦根城」築城の意義を「琵琶湖」との関係から考えるよい機会となりました。
 お話のあと、当時の生活における水運利用等の質疑応答が次々と続きました。

「それぞれの彦根物語」第35回
「それぞれの彦根物語」第35回