「それぞれの彦根物語」第30回が、2月17日(土)、ひこね街の駅にて開催されました。
 『彦根物語30』は、彦根城オニバスプロジェクト代表の渡邊輝世さんが、「彦根城の自然」というテーマでお話されました。

渡邊輝世さん
会場の様子

 平成13年頃から城山の植生分布図を作成し、それぞれの木200本に名札をつけ、平成15年からは観光課主催で「樹木ウォッチング」を年2回開催しています。その後「彦根自然観察会」が結成され17年には植生調査も始まりました。金亀山ともよばれたこの城山はその昔防御のために、植林をしていく必要がありました。現在城山には660種の樹木があり、その特徴は、照葉樹、常緑広葉樹であるということです。
 城山の植物で興味深いものを3つ紹介されました。
・「オニバス」は全国的にも絶滅の危機にあり、今年「彦根城オニバスプロジェクト」が結成され、内堀での夏の開花を心待ちにしています。
・彦根城特産植物の「オオトックリイチゴ」は最近市指定文化財の初の天然記念物と発表されています。
・大手門口付近にある「大ケヤキ」は築城時の大土木工事により失われなかった唯一の築城前からのものです。

 参加者は今回城山の自然を学び、次回彦根城を訪ねるときは新たな発見があるに違いありません。
 渡邊さんは、城山は「鎮守の森」であり、これからも大切にしていきたいとおっしゃっていました。

オニバス
タブノキ