平松光三さん

 「それぞれの彦根物語」第29回が、2月10日(土)、ひこね街の駅にて開催されました。
 『彦根物語29』は、滋賀県希少野生動植物調査監視指導員の平松光三さんが、「彦根市の野鳥」というテーマでお話されました。
 最近の自然環境調査の結果より、彦根市の鳥類として確認された総数は新たに37種が確認され38科166種となるとのこと、季節移動型別に見ると「留鳥」(1年中同地域で観察される鳥)が65種と多く、ついで「冬鳥」(秋に北方より渡来して越冬し、春には北方へ帰る種)が50種、「夏鳥」(春に南方より繁殖のため訪れ、秋には南方へ帰る種)が27種、「旅鳥」(春と秋の渡りの途中で立ち寄って通過する種)が24種となるそうです。

エナガ
コサギ

 前回の「彦根市で大切にしたい自然」でも語られていたように、その中には絶滅危惧種、絶滅危機増大種、希少種が多く含まれています。特に山林部におけるクマタカ、イヌワシ、琵琶湖岸・内湖におけるマガン、ヒシクイ、河川敷におけるミサゴ、オオタカ等については、保護に向けた具体的な環境保全対策が必要と説明されました。
 平松さんは、説明にそって、観察会で撮影されたさまざまな美しい、かわいい鳥たちの映像を紹介され、参加者は夢中に見入り、日頃気づいていた鳥の不思議な行動等について質問をしたりして、語り合いました。

犬上川観察会
会場の様子