「それぞれの彦根物語」第11回が、8月19日(土)、ひこね街の駅にて開催されました。
 『彦根物語11』では、滋賀大学経済学部助教授の青柳周一先生が話題提供をしました。

話題を提供した青柳助教授
談話室の風景

 テーマは「江戸時代、彦根の女性の旅—自芳尼『西国順拝名所記』から」です。江戸時代、彦根藩足軽柴田家の自芳尼という女性が、15名(内男性1名)のグループで、西国三十三箇所、伊勢神宮等を72日間かけて旅します。長浜・川瀬家文書をもとにご紹介いただきました。旅日記は第三者が読むということを前提に書かれており、その当時のガイドブックの役割を担いました。参加者はその道中の様子を細かに質問し、江戸時代の旅を想像していました。また、そのころの旅人たちの健脚ぶりに驚き、現代人に比べてかなりの体力を持っていたことがよく解りました。