史料館新営10周年記念特別展

「館蔵史料にみる近江の社会—中世から近代へ—」

期 間 : 平成17年10月17日(月)〜11月25日(金)
休館日 : 土・日・祝日、11月12日(土)は開館
開館時間 : 9:30〜16:00

展示内容

 今年度は、附属史料館が現在の独立した建物で開館して10周年を迎えます。そこでこの秋に、史料館新営10周年記念特別展「館蔵史料にみる近江の社会—中世から近代へ−」を開催することにいたしました。この展示では、史料館で収蔵している中世から近代までのさまざまな史資料を用いて、近江国(滋賀県)の歴史について幅広くとらえ直すことを試みております。

 展示は5つの主題に即して構成されており、まず最初に、重要文化財に指定されている菅浦文書、今堀日吉神社文書、大嶋神社・奥津嶋神社文書を「近江の中世」という主題で展示いたします。これら中世3文書群がそろって公開されるのは、史料館でも平成10年度企画展以来、7年ぶりのことです。次に、第2として「近江商人・近江商人系商店」の主題で4つの商家史料を展示します。このうち、小野糸店史料および伊藤忠兵衛家史料は、本邦初公開のものです。第3には、「近江の街道と湖辺の暮らし」の主題で、近世の中山道の宿駅や、琵琶湖辺での生業に関する史料を展示します。第4には「滋賀県の銀行と近代産業」として、近代の滋賀県の銀行史に係る史料を展示します。ここで用いられる史料館収蔵の銀行帳簿は、恐らく日本で最大のコレクションを構成するものと思われます。第5には、「彦根高等商業学校と近江商人研究」として、本学における近江商人研究の歴史に係る史料を展示しました。また、ここでは、彦根高商の時代に行われた「近江商人史料展覧会」の一部復元も試みております。

 今回の展示は、史料館での10年間におよぶ研究・教育活動を振り返りつつ、その成果の一部を展示というかたちで公表するものです。ぜひご観覧下さい。

写真1
写真2

こちらもご覧下さい http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/shiryo/moyoosi2005-1.htm